スポーツ&サイエンス(坂詰)の独り言

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zoom RSS スポーツに必要な筋肉?

<<   作成日時 : 2007/06/15 18:09  

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いまや日本でもウエイトトレーニングは珍しいものではなくなり、現在プロスポーツはもとより、多くの大学や高校の部活動でもこれを取り入れています。しかし、本当の意味で正しくウエイトトレーニングの効果、目的、方法論を理解した上で行っているのかと言うと、これには残念ながら疑問があります。

例えばウエイトトレーニングはスポーツ別で、どのような違いがあると考えられているのでしょうか?書店に並ぶ「スポーツ別筋力トレーニング」という本の中では「このスポーツではこの筋肉を鍛えよ」という解説がなされています。実際、この表現は明解で良いのですが、本当にスポーツごとに鍛える筋肉は大きく変わるのでしょうか。
 確かに、水泳では上半身の筋肉が特に必要、ボートでは引く筋肉が必要という極端な例はありますが、基本的に野球、バスケット、テニス、バレーといった陸上で行われるほとんどのスポーツでは、全身の上下左右、そして前後の筋肉がバランス良く発達している必要があります。
 それは、陸上スポーツの大部分では、下半身(脚)で作った運動量を体幹部(腰)から上半身へと伝え、最終的に手や指に伝えるという共通点があるからです。また、前後の筋肉においても、見掛け上働いている筋肉(主働筋)だけでなく拮抗筋も実は大きな役割を果たしているからです。したがって、見た目の動きだから単純に判断して「ボールを投げるスポーツでは上腕三頭筋を鍛える」「サッカーでは、大腿四頭筋が重要」だとかというのはナンセンスなのです。
 実際、身長や体脂肪率を除外して見ると、一流の、野球やバスケット、テニスの選手やボクサーなどは、上下前後の筋肉のバランスは酷似しています。

 スポーツ選手にとってほんとうに大切なのは「どの筋肉をつけるか」ということ以前に、「どの体力要素を重視するか」、つまり「筋力、持久力、柔軟性、敏捷性などのそれぞれのトレーニングかける時間配分をどうするか」ということなのです。体型はその結果、運動量やウエイトトレーニングにかける時間の違いによって、自ずと微妙な違いが生まれてくるのです。

 私はこれまで直接間接、多くのスポーツチームや選手を見ておりますが、ウエイトトレーニングを昔で言う「補強」としての位置づけ、手法として腕立て伏せがベンチプレスに変わっただけ、というケーズも少なくありません。指導者の皆さんが、単に世間と横並びでやるのではなく、ウエイトトレーニングの効果を正しく認識し、コンディショニングの手法の一つとして、必要な時間、量を選択して選手に行わせることを願います

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